こんにちは、ここあです。
本日は私立大学で勤務する職員の中で「優秀」と評価される方が必ず備えている特徴のうち、特に重要と思われる3つの要素について考えていきます。
私大職員の評価基準は難しい?
評価される私大職員の特徴を見ていく前に、私大職員の評価基準について考えてみましょう。
何かと議論になりがちな私大職員の評価基準ですが、私大職員の評価が難しい理由は「成果を可視化しにくい」「同じ業務に携わる人がほとんどいない」ことが挙げられます。
営業職であれば営業成績が数字で可視化され、順番が明確につきます。
しかし、私大職員の場合は、明確な成果の判断基準が乏しく、考課者側もなんとなく評価をするしかないのが現状です。
さらに、基本的には自身と全く同じ仕事をしている人はほとんといないため、相対的にも評価が難しいという側面もあります。
大卒1年目の新入社員と勤続30年のベテランが同じ仕事をしていることも多々あり、年齢だけが唯一の判断基準となってしまいます。
また、公務員気質とでも言うのでしょうか、現状維持を歓迎し失敗を嫌う傾向にあるため、「できたこと」よりも「できなかったこと」に目が向けられがちです。
したがって、私大職員は減点方式を前提とした年功序列の評価体系になりやすいと言えます。
近年では多くの大学が人事考課制度を導入しておりますが、やはり年功序列の体系は依然として残っており、定量的な評価基準を設けている大学はあまり多くないということが現状です。
評価される私大職員の特徴3選
評価基準が難しい私大職員ですが、その中でも「優秀」と称される職員は一定数存在しています。
評価される私大職員にはどのような特徴があるのでしょうか。自身の経験を踏まえ、評価されている職員の共通項として浮かんできた点は次の3つです。
レスポンスが早い
レスポンスが迅速であることは、評価される人の必須要件と言えるでしょう。
これは私大職員に限ったことではありませんが、仕事は自分ひとりだけでは完結せず、他者の力を借りなければ成し遂げることはできません。
何かを依頼するとき、できるだけ早く回答を得たいと思うことが一般的な心理でしょう。
すぐに回答を得ることが難しい場合であっても、「回答がすぐには難しいこと」や「回答時期の目安」という返答があるだけで安心感が生まれます。
完璧な回答ができないからといって返信を先延ばしにすると、相手に不安を与えるだけでなく、「頼りない」「あてにならない」といったイメージまで与えかねません。
一方で、レスポンスが早い人には安心感が生まれ、頼れる存在として信頼してもらうことができます。この信頼ポイントの積み重ねこそ、評価されるうえでの重要な要素なのです。
確かにメールの返信が早いには安心感があります!
学習意欲が高い
評価される大学職員は、業界を限定することなく幅広い情報を収集し、日々学習を続けています。
例えば、文部科学省の新しい政策に関する情報を集める場合、現状の知識との関連づけや経験に照らし合わせて自分なりの解釈や意見を持つことができています。
また、自分をアップロードさせることを常に意識しており、上司や部下といった立場に関わらずに学びを得ようとする姿勢は、ある種の尊敬の念すら抱きます。
十分な見識を有することではなく、常に学び続けようとする柔軟な姿勢こそが、評価されるうえでの重要ポイントと言えそうです。
確かに、優秀な方ほど日々勉強されていますね!
身だしなみ(清潔感)に気を配っている
評価される人の多くは、一緒に働く人や取引先の方々へ良い印象を与えられるよう、身だしなみにも気を配っています。
「人は9割を外見で判断する」と言われているように、外見の印象が仕事の結果に繋がるケースも数多くあります。特に「清潔感」は重要な要素です。評価される人はシワのない服を着ることが当然ながら、爪や小物といった細かな要素にも気を配り、清潔感を保っています。
不潔な方よりも清潔感がある方と仕事したいですね!
おわりに
本日は評価される私大職員の特徴3選を紹介しました。
現時点で自分に足りていないことがあったとしても、今日から意識できることや真似できそうなことを日々の生活に取り入れていくことで、周囲からの評価は少しずつ変化していくはずです。
できることから早速始めていきましょうね!
以上、お読みいただきありがとうございました!