地域のお祭りから考える

大学職員の日常
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こんにちは、ここあです。

先日、大学の学生団体と一緒に地域のお祭りに参加しました。
新型コロナウイルスの影響で3年ぶりにお祭りが開催されたこともあり、会場は多くの人で賑わっていました!
会場にはステージが建設されていたり、屋台が出店されていたりと、コロナ禍以前のようなお祭りの様相でした。やっぱりお祭りはいいですね!(やきとり美味しかったです🤤)

ここあ
ここあ

お祭り最高!

本学が出場したのはお祭りのメインイベントとされるパレードです。10キロ弱の道のりを各団体が仮装し、町中を練り歩きます。
例年は大学関係者だけでなく附属小学校の生徒等にも声をかけ、法人全体でパレードに参加しているのですが、今年はコロナ禍であることを考慮して大学のチアリーダーや吹奏楽団のみでの参加となりました。少人数でのパレード参加でしたが、沿道を埋め尽くした観客からは暖かい声援をいただき、担当者として参加していた私も嬉しくなりました。大学職員の醍醐味ですね☆
パフォーマンスを終えた学生も大変満足そうな様子で、学生にとっても良い経験になったと思います!

地域のお祭りへ大学として参加することのメリットを挙げるとすると、
「学生課外活動における成果発表の場」「無償の広報活動」「学生・教職員の帰属意識向上」といったところでしょうか。

1.学生の課外活動における成果発表の場

今回の例を挙げると、チアリーダーや吹奏楽団はパレードに参加するために練習を重ね、地域住民に向けて課外活動の成果を発表することができました。当然ながら各団体には活動目標があり、お祭りへの参加は目標到達のための通過点に過ぎません。しかし、活動成果を公に発表する場を持つことをできたことは、学生にとってもある種の活動の区切りとなり、自身やチームの実力を確認するための場にもなったはずです。このようにお祭りに参加することで学生の課外活動の一端を担うことにも繋がります。

2.無償の広報活動

職員の人件費はさておき、参加費等を要しないイベントへ参加することにより、費用を負担することなく学校の広報を行うことができます。それも、学校にとって最大の資本である学生自身が主体となる広報活動であるため、大学にとっては最も効果的な情報宣伝となります。

大学の広報戦略は「入学希望者を増やすこと」が前提であり、受験生確保を意識していない広報活動は空振りに終わります。地域と共存している地方大学にとっては、未来のステークホルダーと成り得る地元に住むの18歳以下の子供やその保護者に対して学生の活動をアピールできるだけでも、十分な効果があります。仮に実際に入学する気がなくても、名前を知っている地元の大学として受験してもらえるかもしれません。地域の方々に地域のお祭り貢献してくれるような「安心」できる大学として認知されることが、ブランドイメージを構築する第一歩となりそうです。

3.学生の帰属意識向上

お祭りに参加する最大のメリットは、学生の帰属意識向上かもしれません。
組織の一員としてお祭りに参加して一般世間に認められることにより、所属組織(大学)への誇りへと繋がり、学生自身の帰属意識が高まっていきます。
帰属意識が高い卒業生を数多く輩出できる大学は、卒業生自身が大学の広告塔として無意識に動いてくれるようになるため、募金活動等の校友行政をスムーズに行うことができるようになります。
(慶應義塾大学卒業生の同窓会組織である三田会が良い例です。)

このように、たかが地域のお祭りへの参加かもしれませんが、様々な副次的効果が期待できそうですね!

それにしても、お祭り最高でした!!笑
仕事とはいえ、とても楽しかったです☆

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