私立大学連盟より「私立大学におけるセクシュアルハラスメント・性暴力の防止に関する声明」が発出されました。

業界研究
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こんにちは。ここあです。

近年、様々な立場からの視点および関係において、ハラスメントとみなされる言動が規定されるという社会的な流れの中、ハラスメントに関する相談内容も多様化しています。そのような状況の中で、「ハラスメント」の一般的な定義や内容を理解した上で、適切な対人行動をとる必要性が高まっています。

これらを踏まえ、2023年11月27日付けで日本私立大学連盟より発出された「私立大学におけるセクシュアルハラスメント・性暴力の防止に関する声明」を確認してみます。

私立大学におけるセクシュアルハラスメント・性暴力の防止について(声明)

現在、セクシュアルハラスメント・性暴力等は極めて深刻な社会的問題となっています。
日本私立大学連盟では、これらの行為を決して許さないという姿勢を表明するとともに、各加盟校での防止策や行為者への厳正な処分に関する具体的な事項を示し、その取り組みを推進されるようです。

以下、声明を一部抜粋いたします。

<私大連会員法人の取り組むべき事項>
1.セクシュアルハラスメント・性暴力に関する継続的な研修や啓発機活動の実施
2.セクシュアルハラスメント・性暴力を見逃さないための相談体制や適切に対応するために必要な体制の構築
3.行為者に対する厳正な対処方針、懲戒処分基準の明確化
4.教職員採用時のセクシュアルハラスメント・性暴力等の懲戒処分歴の確認
5.行為者を懲戒処分とした場合の適切な公表
6.警察や医療機関等の学外機関との連携

ここあ
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「懲戒処分」という言葉が複数回に亘って記されていることからも、私大連の強いメッセージを感じ取ることができますね!

 その他、厚生労働省HPにおいても、職場におけるセクシュアルハラスメントについてまとめてられています。よろしければ一度ご確認ください。
職場におけるハラスメントの防止のために(セクシュアルハラスメント/妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント/パワーハラスメント)

セクハラというと、男性が加害者で女性が被害者というイメージを持っている方も多いと思いますが、男性が被害者で女性が加害者となる場合もありますし、同性同士のセクハラもあります。

ここあ
ここあ

現実問題として直面した際は、一人で抱え込まず、身近な人や相談窓口にて相談することが重要です。

以上、お読みいただきありがとうございました!

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